CREDO

 

 

ー 思いやり ー

患者さんに対しては常に思いやりを持って接するよう心がけましょう。

患者さんは不安を抱えて来院されます。 痛いとき、つらい時には人は普通の心理状態ではいられません。

共感し、想像力をもって、患者さんの心の言葉を引き出す力、患者さんへ伝える力を持ち続けるように努めましょう。

ー 勉強好きであれ ー

患者さんに医療を通じて幸福な気持ちになっていただくためには、常に医療を提供する側である我々が勉強をし、学び続ける必要があります。

この興味関心を持つ力が患者さんに興味関心を持つ力ヘとつながり、最適な治療・サービスを提供する力ヘとつながります。

ー プラス発想 ー

人は無意識のうちにかたよった見方をしています。「なんだかうまくいかないな」と思った時、それを「うまくいっている」状況に変えるには、ものの見方を変えるしかありません。

それによって、そのかたよった見方を小さくし、正しい姿をとらえることができるようになります。
そして、周りの環境や相手を変えることは簡単ではありません。できるのは、自分の内側から変わり、まわりに影響を与えていくことだけです。

変えられないことに対して注目するではなく、「変えられること」や「どうすればできるのか?」に考え方の軸を移し、前向きに物事を考えましょう。

ー 報連相 ー

業務においては常に「報告・連絡・相談」を意識しましょう。物事を判断するにあたってはまず現状の正しい把握が必要不可欠です。

患者さんにとって最適な治療を提供するためには、この報連相を通じて今の患者さんや医院の状態、外部からの連絡 (要望、待ち時間、対応が必要な事項)を正しく伝達・把握する必要があります。

医療はチームで行うものですので、正しく情報共有を行いましょう。

ー One for all, All for one. ー

「一人はみんなのために、みんなは一つの目的のために」この「目的」とは、当院の患者さんが医療面で困っていることを解決して幸福にすることです。

そのためには、スタッフ皆での協力が必要です。共通の意識を持った質の高いチーム医療を提供しましょう。

組織の一人として、スタッフ間でお互いに「何かお手伝いできますか?」と声かけをしましょう。スタッフ間でのコミュニケーションにも想像力が大切です。

「これは私の仕事、これはあなたの仕事」と境界線を引かない。狭間業務は必ずありますので、お互いに積極的に行いましょう。

「前回はお手伝いしてもらったので、今回はこちらからお手伝いしましょう。」というように好循環につなげていき、医院組織を成長させましょう。

ー 「医療人」としての幸福 ー

問診票やカルテには人生の一部が記載されています。問診をしたり、カルテを介して、患者さんの生活習慣、既往歴、生い立ちを知ることになります。

医療を通じてその人生を支える使命感を持って働くことはとても素晴らしい体験であり、人間としての成長につながることを意識して努力しましょう。人間としての成長は、皆さんにとって社会における更なる幸福なコミュニケーションを生みます。

一方、組織人という観点からは、患者さんとの個人的な関係には注意が必要です。特に食事や交通費などを患者さんに負担してもらうなど金銭が絡むことはリスクが高いです。最悪の場合にトラブルヘ発展する可能性があります。

個人ではなく、富谷整形外科医院のスタッフ、組織人としての認識が必要です。